スピリチュアルな本棚 #5 『物事をこなす時間を有効に活用する方法』

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メリークリスマス！皆さん、いかがお過ごしですか？

私たちの人生は、睡眠、会話、そして何かをすることに費やされていますよね。日本の研究によると、一日の睡眠時間は7時間以上が理想と言われています。

また、一日あたり7000語から20000語を話すという研究結果も。つまり、A4用紙10枚から30枚に書ききれるほどの量です。みなさんは、一日の中でどれくらいのことをしているか、考えたことはありますか？その中で、自分自身も周りも満足できることはどれくらいあるでしょう？やりたいのに時間がなくてできないことって、どれくらいあるかな？

さて、今日は「「時間術のベストセラー100冊」のポイントを１冊にまとめてみた」という本を皆さんとシェアしたいと思います。テーマはズバリ、「時間をもっと有効活用するには？」です。

皆さんが日々の生活や仕事で役立てるよう、この本のエッセンスを6つの「E」でまとめました。

1.Establish：スケジュールを立てよう。今日やることをリストアップして、前日の夜か当日の朝に計画を立てると良いでしょう。スケジュールがあると、やるべきことを達成したいという気持ちが強まります。これにより、次に何をするべきか迷う時間が減り、気分も爽快に。研究によると、締め切りがないと人はなかなか行動に移せないそうです。

パーキンソンの法則をご存知ですか？「仕事は与えられた時間いっぱいまで膨張する」という法則です。つまり、時間が多いほど、人はだらだらしたり、余計なことをしたりしがちなのです。例えば、30分で終わる仕事を3時間でやれと言われたら、たいていの人は3時間かけて終わらせてしまう。これが時間の無駄遣いの典型的な例です。

2.Expedite：すぐにできることから始めよう。2分から10分で終わるような小さなタスクから始めるのがおすすめです。簡単なことから始めると、達成感とリズムが生まれ、仕事がはかどります。すぐにできることを後回しにしてしまうと、仕事がどんどん溜まってしまい、遅れをとることになります。例えば、メールの返信、同僚への質問、顧客との夕食の予約、デスクの整理など、すぐにできることはたくさんあります。

3.Expectation：相手の期待値を確認しよう。レストランで食事を注文する時、店員は必ず注文内容を確認しますよね。職場でもよく聞く話ですが、「一生懸命やっているのに、昇進できない」と不満に思う人がいます。そんな人に会うと、私はこうアドバイスします。「ただ一生懸命やる」よりも、「考えて行動する」ことが大切だと。

「考えて行動する」とは、上司や顧客が何を望んでいるのか、どんな問題を解決したいのか、どんなサポートを必要としているのかを事前に確認することです。自分の想像だけで行動せず、相手の「満足ライン」を把握することが重要です。あなたが100点だと思っていることが、上司や顧客にとって100点とは限らないからです。自分の理想の品質にこだわりすぎるのは時間の無駄です。

4.Embrace：完璧主義を捨てる。完璧を目指そうとするよりも、まずは完成させることを目指しましょう。80点を目指すのが一つの目安です。80点の成果を出して、上司や同僚に確認してもらいましょう。方向性が正しいか、他に改善点はないかなどを確認することで、より良い成果に繋がります。

私の経験上、企業が大きな決断を下す際には、必ずデータに基づいた分析が必要です。しかし、分析を完璧に仕上げる必要はありません。ある程度分析が進んだ段階で、まずは議論を始めましょう。80点のデータでも十分な判断材料になることもあります。完璧主義は、多くの場合、資源の無駄遣いになります。日本の企業は細部にこだわる文化ですが、この本でも「完璧主義を捨てる」ことが提言されています。

5.Enjoy：好きなことをしよう。好きなことに時間を使うと、やる気がアップし、心の健康にも良い影響を与えます。嫌いなことを続けていると、長期的には大きなストレスに繋がります。

好きなことに時間を使うことは、自分の得意な分野を伸ばすだけでなく、周りの人にも良い影響を与えることができます。あなたは周囲の人々に「祝福」や「愛」を届ける存在になるでしょう。

6.Efficient：先延ばしをやめよう。何かしたいと思ったときに、つい後回しにしてしまう人は多いのではないでしょうか。しかし、後回しにすることで、どんなデメリットがあるかご存じですか？

機会を逃してしまう可能性があるだけでなく、「今すぐやりたい！」と思った時のモチベーションが最高潮に達していることを忘れてはいけません。今すぐ始めるのが一番です。仮にうまくいかなくても、やり直す時間がたくさんあります。

さて、今回のPodcastはいかがでしたでしょうか？

最後に、ピーター・ドラッカーの言葉を引用して締めくくりたいと思います。「時間を最も貴重な資源と考え、無駄遣いを避け、常に学び、自己を振り返り、仕事への貢献を高めましょう。そして、最も大きな影響をもたらせる分野に力を集中させましょう。」

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それでは、また次回お会いしましょう！